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Thailand Open 2013

丸山大輔は「食わず嫌いの選手も多い」

やはり当地で行われた先の全英オープンアジア予選でみごとメジャー切符を獲得。またアジアンツアーで2勝の経験がある丸山も、タイで今季初戦を終えた。ジャパンゴルフツアーの開幕戦は、あくまでも4月の東建ホームメイトカップだが、実践という意味ではこのワンアジアツアーとの共同主管競技も2013年の第1戦ということで、「賞金ランキングにも加算されるし、そう考えるとプレッシャーもあったりして」。

毎年、平塚哲二や久保谷健一らとオフはアジアを渡り歩くが、「普段とは、また違う雰囲気で不思議な感覚」。
その中で、優勝争いには届かなかったのは「残念」だが、「まあまあのゴルフが出来て、いいスタートが切れたかな」。

それにしても、普段ジャパンゴルフツアーでともに戦う仲間の活躍は、凄かった。
開催地の地元タイで、凱旋勝利を飾ったプラヤド・マークセンは通算24アンダー。
48歳のがんばりには負けられない、という気がする。

それに引きかえ日本勢が、いまひとつに終わった一番の要因は、「精神力かな?」と笑いつつ、それとあともうひとつはやっぱり「芝質の違いかな」と分析する。

かつては米ツアーにも参戦した経験のある丸山は考える。
「日本ツアーの芝は、数あるツアーの中でももっともクセがないと思います。だけどここの芝は、アメリカにもあるし、ヨーロッパにもある。日本にはない芝質で、やっぱりマークセンは慣れている」。

では、単にタイに来てコースを回ればいいのかというと、そうではなくて「やっぱり、試合と練習では違うから」。
実践を重ねて少しずつアレルギーを減らしていくしかないと、丸山は言う。

そうはいっても、わざわざアジアンツアーやワンアジアに来て転戦するのには、相当に軽いフットワークが必要で、「日本ツアーには、出不精が多いから」と笑う。
「食わず嫌いの選手もけっこう多くて。でもいざ来てみたら、けっこうやれたとか、楽しかったとか。俺も昔はそうだったから」と2000年に、初めてアジアンツアーに挑戦したころの自分をなつかしそうに振り返った。

たくましさやしぶとさ、またどこでもやっていけるという自信をつけるのはやはり、そうやって世界に飛び出す勇気と経験を増やしていくしかない。
そういった点でも今年は2週後のインドネシアPGA選手権と合わせてワンアジアツアーの2戦が敵地での開催となったことは、丸山にとっても願ってもないことだった。

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