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HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦 2013

2週連続優勝がかかる、池田勇太

ゴルファーとしても、選手会長としても、腕が鳴る今週だ。先週のマイナビABCチャンピオンシップでツアー通算11勝目を挙げた。2週連続Vのチャンスがかかる今週は、待ちに待った新規開催のトーナメントは、「初めて開催して頂いた大会で、一番に最初に名前を刻みたい」。
それが、選手会長として何よりのご恩返しとなるのはもちろん、「過去11勝の中で2週連続優勝は、一度もないのでやってみたいという気持ちはあります」。

大会は火曜日がプロアマ戦で、この日水曜日は丸1日練習日に充てられているが池田は、完全休養を決め込んだ。とはいっても、日課のトレーニングは欠かさず体を動かすだけにして、そのかわりに2日前の月曜日にコース入りをして、V争いの直後のラウンドで、あえて体を動かし疲労を残さないという計算だった。

その分、開幕前日のこの日は「ゴルフから少し離れたところで、体と心をリフレッシュすることにして、いつもの池田勇太で大会に臨めるようにした」と、関係者を通じてコメントを寄せた。

月、火の2ラウンドで「初めて回らせていただいたコースは、ホールによってはしっかりコースマネジメントしなければいけなかったり、グリーンは起伏が強いホールが多く、よりピンの位置を計算したショットが重要になってくる」と、すでに攻略法も頭にたたき込んである。

準備も万端に「自分のベストなプレーをお見せしたい。その結果が2週連続優勝になれば嬉しい」と第1回大会に、何よりの形で名前を刻む気合いも十分だ。

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