Tournament article

ゴルフ日本シリーズJTカップ 2013

小田孔明は「勝つしかない」

ANAオープンでツアー通算6勝目もまたもや逃げ切りVで、ジンクス破りも目下、小田の課題だ
賞金王争いには終止符が打たれたが、いよいよこのツアー最終戦も「今年は不思議と痛いところもないし、体調もいい」と最後までハッスル男には、発奮材料がてんこ盛りだ。

まず賞金ランキングだ。キングの座は21歳に譲っても、2位争いは残っている。現在、ランク4位の小田は、同2位の金亨成と3位の片山晋呉が気になる。

最後に一気に2人を抜いて、2位に食い込めれば来季の海外メジャー出場へのチャンスも広がる。
そのためにも「今週こそ勝つしかない」と、気合い十分。
また、今大会の最終日の翌月曜日に行われる晴れ舞台「ジャパンゴルフツアー表彰式」は各部門別ランキングの受賞式で、スポットライトを浴びるラストチャンスはいずれも現在2位につける「平均パット数」と「バーディ率」。この最後の1戦で、抜く可能性も十二分だ。

今年は、10月の日本オープンで、最終日を前にして思わず涙がこぼれてしまったほどに獲りたい「日本タイトル」への思いも、ここで勝てれば満たされる。「松山もいないし、チャンスがある」とニヤリと今年は例年以上にタフなここ東京よみうりカントリークラブのグリーンも、「硬くて、なかなかピンを狙ってというショットは出来ないけど、止まらないのはみんなと条件一緒。どうにかするしかない」と、いよいよ残り1戦でも有り余るパワーを駆使して、終盤は出れば優勝争いの今季、最後の最後に笑うのは俺だ・・・!

関連記事