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マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント 2013

S・K・ホは地元でのV9で“厄年”を吹き飛ばす!【インタビュー動画】

ABCの高速グリーンも、新しいパターがあるから心強い。今週は、特別にバッグに入れた。タイトリストのマレット型のパターは「くっつき感があって」。スピードのあるグリーンには持ってこい。「打ったときに跳ねる感じだと、不安になるけど今週のは安心感がある」と、最後の18番も奥のカラーから、池に向かって打つ長い長いイーグルトライも、ぴったりと寄せられた。

OKバーディで、頭ひとつ抜け出した。単独首位で最終日を迎えることが出来た。
「もう5年も勝っていない。勝ちたいですね」と、本音がこぼれた。

大会の地元、兵庫県に住まいを構えて早7年。2人の息子たちもすっかりとこの地に馴染んで、親友もたくさん出来た。「応援してくださる方も年々増えて」。もう何の遜色もない日本語で、丁寧に対応する姿はすでに、ここが第二の故郷だ。

「いつもお世話になっている人たちに、喜んでもらいたい」と、5年ぶりのツアー通算9勝目は地元Vを切望している。
この8月に、40歳を迎えた。母国韓国にも“厄年”の概念はあるそうで、「9の数字が嫌われるんです」。19、29、39・・・がそれぞれ節目で、「その前後は注意せよ、と」。母国式に言うならば、今が“後厄”。そういう意味ではまだ抜けきってはいないが「そういうのも吹き飛ばすゴルフがしたい」と、意気込む。


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