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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2013

デビュー3戦目! 嘉数光倫(かかずてるみち)が好発進【インタビュー動画】

主催者の恩恵を一身に受けて、23歳が好発進だ。ブリヂストンの契約ルーキーは、主催者推薦を受けて出場を果たしたプロ3戦目で、来月新発売のニュードライバーを使い始めて、改めてその良さを実感した。
「今までなら、ミスしていたところも今日はセミラフで止まってくれたり、特にティショットが良くて、そこからの組み立てがしやすかった」と、雨と風が降りしきる悪条件の中で、ボギーなしで上がってきた。

前半の6番ではカラーからパターを使って“チップイン”。さらに7番では花道から58度のウェッジで、また入れた。
立て続けの「0パット」を記録して、好スタートを切った。

ジュニア時代の諸見里しのぶさんや比嘉真美子さんを教えた、地元沖縄県の名護市でゴルフアカデミーを主宰する父親の森勇(しんゆう)さんの手ほどきでゴルフを始めたが、「僕はエリートじゃなかった」。東洋大学の熊本キャンパスでもさしたる成績はなかったし、4年時に受けたツアーのQTも、卒業後のプロテストでも1回目はつまづいてスランプに。

「スイングは人それぞれに合ったタイプがあると思うが、自分には合わないことをやっていた」。父親のアドバイスもあり、「置きに行くより振り抜いていくゴルフを」と、方針を変えたのが今年。

プロテストにも合格して、やっとスタートラインに立つことが出来た。
今季ツアーは、今大会を含めてひとまず3戦で終わり。あとは、11月のサードQTに賭けるばかりだが、ここでトップ5入りなら翌週のトーナメントにもチャンスが・・・!
「ひとまず今週はまだ4分の1が終わったばかり。これをどう維持して、伸ばしていくか。この先ツアーでやっていくためにも、浮かれている余裕はない。どういうゴルフをしたら、上に行けるのか知りたい」と、気を引き締めなおしていた。


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