小田孔明は「このリベンジは、必ずどこかで」

戦う前から思わず涙ぐんでしまうほど、欲しかった日本タイトルは今年もまた、小田の手からこぼれ落ちた。3打差の単独首位に立った3日目から、2晩のちに迎えた最終ラウンドは、スタートからボギー先行にいきなり嫌なムードに。
7番ではティショットが左の木の後ろについてしまって、またボギーに「運もなかった」と肩を落とした。
小林は対照的に、そこから連続バーディでついに並ばれた。

折り返しの10番では、いよいよ首位を明け渡してこれまでの6勝がすべて逃げ切りの小田には、ますます不利な形勢に。「朝から、ショットもパットも。悪くなかったのにそれでも勝てないのがジャパンオープンなんですね」と、改めてタイトルの重みを痛感する5日目となった。

「孔明と回れたから勝てた」と、あとで小林に言われて、首を振る。「いえ、小林さんが上手かったんです」。大事な場面でショットが曲がり、17番では4㍍弱のパーパットを逃すなど、決め所でパットも入れられなかった。4日目が順延となり丸1日、あれほどの気持ちを抱えたまま2晩を過ごすのは、そう容易なことではなかったはずだが「そんなのは関係ない」と気丈に言った。
「自分が下手だっただけ。このリベンジは、必ず残りのどこかの試合で返します」とへこたれない。

関連記事