Tournament article

紫CCすみれ・GMAチャレンジトーナメント 2012

貞方章男がチャレンジトーナメント初優勝!!

『紫CCすみれ・GMAチャレンジトーナメント』最終日、首位タイでスタートした貞方章男がこの日もスコアを伸ばし、初日に続きベストスコアの68をマーク、トータル8アンダーでフィニッシュ。
2位と1打差の苦しい戦いだったが見事に優勝を勝ち取った。貞方にとって、チャレンジトーナメント初優勝となった。

優勝後のインタビューの第一声が「難しい」の一言だった。
しかし、貞方はこの難関コースにも冷静だった。
「我慢して取れるところはきちっと取る粘りのゴルフが強いられました。コントロール性のショットが必要だったので、距離よりもしっかりフェアウェイ、グリーンを捉えることに徹しました。」
という自らのコースマネジメントが貞方に勝利を呼び込んだ。

チャレンジトーナメント初優勝について貞方は、
「優勝したことが本当に嬉しいです。3年間守ってきたツアーの賞金シードを失くして、新しい自分のゴルフを作ろうとオフからやってきたんですけど、少しずつ出来上がりつつあるんじゃないかと思います。」
目指す貞方のゴルフ像は、コースマネジメントと調子のいいものを組み合わせたゴルフが出来る事だというが、現在はゴルフの調子もよく理想に近いものは出来ているという。

この優勝により、6月に岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で開催される『〜全英への道〜ミズノオープン』の出場権を獲得した貞方。
当初貞方は、ミズノオープンの出場権を得る為に、主催者推薦選考会(マンデートーナメント)に出場予定だった為、急遽出場も決まり喜びもひとしおだ。
アメリカでゴルフをしていたころから高いレベルでゴルフをしていた貞方にとって全英オープンを含む4大メジャーは憧れでもある。
今回貞方が出場権を得たミズノオープンの最終成績上位4名には「全英オープン」の出場権も与えられるが、
「一度も出たことがないので、現役でやっている限り一度は出てみたいです。チャンスがあれば何度でも挑戦したいし、今回のミズノオープンはいい機会だと思います。行けるように、そしてまた優勝出来るようにがんばりたいと思います。」と全英オープン出場へ向け意欲を見せていた。

チャレンジトーナメント初優勝から全英への階段も登ることが出来るのか、『〜全英への道〜ミズノオープン』での貞方に活躍に注目だ。

関連記事