Tournament article

〜全英への道〜ミズノオープン 2012

近藤共弘がホールインワンを達成

3番は223ヤードのパー3は、ユーティリティの3番を握ったティショットが「会心の出来」。その兆候はすでに前半のうちにあった。
インスタートの16番はやはりパー3でもあわやのショット。さらにさかのぼれば12番でも「セカンドが入りかけた」。
アイアンがピンに絡んでいた。
「雨が強かったので、しっかりとグリーンをとらえて、という意識でプレーしていたのが良かった」と、2008年の中日クラウンズに続く、自身3度目の快挙達成は、ちょうど再び雨脚が強くなってきたところで恵みの1打に順位をぐっと上げてきた。

4アンダーの好スタートは目標達成にも、好位置だ。
今大会の上位4人に与えられる全英オープン。
この日の朝、練習場でたまたま隣り合わせた谷口徹にも言われたばかりだった。
「メジャーには、行っとかなあかんよ」。
先週は全米オープンから帰ったばかりの先輩の言葉にも、なおさら触発された。
「もともと自分もそれが目標でしたので。はっぱをかけてくれる先輩がいて、良い刺激になりました」。
さっそく初日から、2009年に続く自身3度目の“聖地”への思いを強くした近藤だった。

※3番でホールインワンを達成した近藤には、開催コースのJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部より、賞金20万円(複数均等割)が贈られます。

関連記事