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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2012

現在、26番目の選手の近況を少々・・・

今年の勝者と、賞金ランキングは25位まで(国内のみ)の選手しか出られないこの「ゴルフ日本シリーズJTカップ」。今年は26人の選手が、東京よみうりカントリークラブを我が物顔に歩くが、人数が少ないのと、普段は木・金で約半数に振り落とされる予選落ちがないだけに、この週、たまたま調子が悪いと、肩身が狭い思いをする。

その憂き目は、小田龍一。精鋭揃いの中で、2日目に76を打って以来“ブービーメーカー”から抜け出せない。それでも、この日はやっと今週初のアンダーパーが出た。
ブレンダン・ジョーンズと2人1組の2サムは、第1組で出ていったこともあり、リズムよく回れた。むしろ、速すぎるくらいで毎日、18ホールをついて歩いて慣れているはずの妻、優子さんにも追いつけない。
「ついていくのに必死で」と優子さんも息が上がった超・高速ラウンドは、ちょうど最終組が1番ティをスタートする頃に、早くもハーフターンをするなど、なんと2時間38分で回ってきて「彼には、速いほうがいいみたい」と、優子さんも苦笑い。

本人も「テンポが良くて、それでパットが入ってくれました」と、69にほっと安堵で、「これから練習してまた明日も頑張ります」。
ラスト1日は9つも年上ながら、小田が「師匠」とあおぐ池田勇太との“直接対決”で、最下位から抜け出せるか。

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