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東建ホームメイトカップ 2012

冨山聡は片山との最終日最終組を逃す

最終18番は4メートルのバーディトライで気合いが入った。これを決めれば通算8アンダー。かねてから、師匠と「できたらいいね」と話していた最終日最終組での直接対決が実現する。「晋呉さんと回りたい」との思いはしかし、空回りした。

この日3日目は、雨がやんでからやにわに吹き始めた強風の影響で、片山でさえ一目置くパットに異変が起きていた。「風が吹き出してから緩んできて、ストロークにも自信がなくなって。修正しようとして考えすぎた」と、15番ではエッジから3パットを打って、3位に沈んだ。

「パットは僕の生命線なのに」。それだけにホールアウト後は、すぐにでもパッティンググリーンに行きたそうなそぶりを見せた。

このオフは、片山の恒例の宮崎合宿で、1ヶ月以上もともに過ごすことができた。「晋呉さんは、何を質問しても、すぐに答えが返ってくる」と、そのエキスを存分に吸い込んで、開幕を迎えた。今大会の開催前にも「かなりレベルアップしている」と、言ってくれた片山。結局、最終日は一つ前の組から2打差で追いかけることになった。

「でっかい壁ですけどちょっとでも近づけるようにがんばります!」。
今季初シードの34歳は、偉大な師匠の存在を励みに、念願の初Vを目指して歩く。

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