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冨山と額賀と石田の茨城県プロ3人が、つくばみらい市にスナッグゴルフを寄贈(12月14日)

左から冨山、片山社長、小田川市長、福田教育長、額賀、石田。本日はありがとうございました!
今年は、わずか6試合しか開催できないまま再び突入した、コロナ渦中のシーズンオフ。収束には程遠い状況下でジャパンゴルフツアーメンバーたちは、それぞれに自分たちができることを見つけて動き出す。

12月14日は、茨城県出身の3プロが、ゆかりの地に集結。
冨山聡(とみやまさとし)と額賀辰徳(ぬかがたつのり)と、石田鈴千代(いしだすずちよ)が、つくばみらい市内の全10小学校に、ゴルフの初歩的用具「スナッグゴルフコーチングセット」を寄贈。

同市役所で行われた寄贈式に参加して、小田川浩・市長と福田敏男・教育長に10セットを託した。

ここ、つくばみらい市には4つのゴルフコースがあり、それぞれが男女ゴルフトーナメントの開催実績もある。

同市で小、中、高を過ごした冨山は、そのうちの1コースの「茨城ゴルフ倶楽部」で行われていた「キリンオープン」で戦う尾崎直道に憧れてプロになり、現在は同市にある「筑波カントリークラブ」の所属選手として活動するなど、特に縁が深い。

「スナッグゴルフを寄贈させていただくにあたって、ゴルフ人口の底辺の拡大になってくれたら」と、思いを語る。

今回の寄贈は、同市に本社を置く人材派遣の「株式会社アンフィニ」のサポートを得て実現した。

放課後のこども総合プランや保育事業など、幅広く展開している同社の片山章彦・代表取締役は、「今日こちらにいらしてくれた3選手とよく話しをするのは、ここつくばみらい市にある4つのゴルフ場で、子どもたちにゴルフと接する機会を作ってあげられないかということでした」と、話す。

その中でスナッグゴルフのことも話題となり、片山社長も実際に体験されてみたという。
「そうしたら、ゴルフ以上に難しくて夢中になり、ぜひ多くの子どもたちにも体験させてあげられないか」と、とんとん拍子にこの日の運びとなったという。

片山社長に最初にスナッグゴルフを紹介したという額賀は、「地元茨城でこのような活動ができて、大変嬉しく思います。これもひとえに片山社長や皆様のご協力があったからこそ。ありがとうございます」と、改めて挨拶。

また、石田は「両親がきっかけで、私はゴルフを始めましたが、子どもたちが自分からゴルフを始めるのはなかなかハードルが高い。このスナッグゴルフをスタートラインに経験するきっかけになれば」と、展望を述べた。

小田川市長も「私たち大人、ゴルフをする人間からしたらゴルフ場は身近な存在ですが、子供たちは連れて行ってもらわないと、なかなか機会がない。今日は、片山社長をはじめお三方のプロゴルファーが寄贈に駆け付けてくださって、本当に喜ばしい限りです」と、期待を込めた。

今すぐは、難しくても今後は市内の各小学校での実技講習会も計画されており、子どもたちとプロゴルファーの交流も実現させる予定だ。
「その中から将来プロゴルファーになる子が1名でも2名でも出てくれたら嬉しく思います」と、片山社長。

額賀は「今はコロナで大変ですが、必ず普通に生活ができる日が来ると思いますので、皆さんこれからも頑張りましょう」と今はまだ、会えない子どもたちを思って、心からのエールを贈った。
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  • 小田川市長に額賀がレクチャー! 今後ともよろしくお願い致します。

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