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Novil Cup 2011

飛ばし屋・津曲泰弦が7アンダー・65をマークし単独首位スタート

シード復帰へむけて好スタート
2008年にドライビングディスタンス(平均飛距離ランキング)1位に輝くなど、飛ばし屋として知られる津曲泰弦が7アンダー・65でラウンドし単独首位に立った。

持ち前の飛距離をいかし、4つのパー5で2オンを2度成功。イーグルこそ逃したが3つのバーディを奪取。その他のホールでも課題にしていたパッティングが冴え、7バーディ・ノーボギーの完璧なラウンドとなった。

1打差の2位には、これも飛ばし屋として知られている小林正則が、2打差の3位で額賀辰徳、韓国の金聖潤、アメリカのG・マイヤーが続いた。
田中秀道は4アンダーの6位、連覇を目指す田島創志は1オーバーの52位スタート。
期待の2人のルーキー。昨年の日本アマ阿部裕樹、アマチュアながらチャレンジで優勝した小平智はともに4オーバー・76の102位タイと大きく出遅れた。

津曲泰弦インタビュー
「ノーボギーは久しぶりじゃないですか。ボギー打つ人ですからね。一気にやる気が出来てきました。
実は今週、開幕戦ですけど、開幕だからという意気込みがなく中途半端な気持ちで来たんです。いつもは開幕にむけて気持ちが高ぶってくるんですけど、今は千葉に住んでいまして、先日の地震で試合へのモチベーションが上がってこなかったんです。
でも、65ですから。やる気が一気に上がってきました。
なんとしても去年の屈辱を晴らしたいです。シード落ちをすることで気づけたこともあったし、去年のシード落ちを今年や今後につなげていきたいですね。
シード選手として天狗になっていたところもあると思いますし、チャレンジ精神がいつの間にかなくなっていたところもあったと思います。
今季はチャレンジャーとして、明日以降も思いっきりプレーします。日本全体が暗くなっているので、元気を出せるような活躍をしたいですね」

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