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日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills 2011

小林正則が首位タイに

ただでさえタフなコースは、朝からの雨に深いラフはたっぷりの水分を含んで、選手たちを苦しめた。2011年のツアープレーヤーNO.1決定戦。初日にアンダーパーをマークしたのは3人だけ。平均ストロークは76.540。

この難条件で2アンダーの69をマークして、首位タイにつけた小林は「出来過ぎですね」。まして「このコースで4連続バーディは価値がある」。
後半は、12番から一気にスコアボードを駆け上がった。もっとも難しい479ヤードの17番パー4は、7番アイアンでピンそば1メートルにつけてトップに躍り出た。

2週前のとおとうみ浜松オープンでツアー初優勝をあげたときもそうだったが、相も変わらずティショットは絶好調。
もともと飛距離も十分あって、かつ曲がらないとなれば、ここ宍戸ではなおのこと、鬼に金棒。

優勝した翌週のトーナメントとなった先週のダイヤモンドカップは、予選落ちを喫したが、予想外にカットラインが高かったというだけで、「悪いゴルフはしていない」と、ダメージにすらならなかった。

この日も前半4番からボギーが先行したが「このコースではみんな打つから」と冷静に向き合えるのも、やはりつい先頃勝ったばかりという余裕があるから。

「いまだに、本当に俺が勝ったのかなって。信じられない気持ちがあるけど」。
大きな自信となっていることは確かだ。

周囲の自分を見る目もがらりと変わって、「自覚を持って、行動しないと」と気を引き締めて臨めることも、ますます好調の要因となっている。

勝ったことで、にわかに慌ただしくなったスケジュールに「ペットボトルのゴミが捨てられない」と、嬉しい悲鳴を上げたことが、評判となってしまったことだけは心外だった。
「ゴミキャラはやめてください!」と懇願しつつも、「来週こそちゃんと出させていただきます」と、あいかわらず自宅に積み上がったままのゴミを気遣いつつ、さっそく訪れた2勝目のチャンスをにらむ。

「初優勝が、フロックじゃないことを証明したい。欲を出してもう1個、勝ちたいと思います」。勝てば5年シードのメジャー戦なら、この上ない称号が得られる。

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