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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2011

初代チャンピオンが登場!!

昨年覇者の藤田から、大きな花束を贈られた石井氏。
今年、48回を迎えるゴルフ日本シリーズJTカップは、現存のトーナメントにおいて、5番目の長さを誇る。伝統と歴史のこのツアー最終戦は、これまで269人が栄光の舞台に立ち、28人が最強選手の栄冠を手にしてきた。

第1回大会は、1963年の11月5日。出場選手はたったの6人は、大阪のよみうりカントリークラブで2日間36ホールを行い、中1日の移動日を置いて、決勝ラウンドは千葉県の紫カントリークラブすみれコースで決着をつけた。

初代チャンピオンに輝いたのは初日に80を打って、最下位からスタートした選手だった。
奇跡の大逆転勝利をやってのけた石井朝夫(ともお)氏。

現在、御年88歳は今年、会場の東京よみうりカントリ−クラブにやってきた。いまもレッスン業で、多くの生徒さんを抱えるという鉄人はゲストとして、初日は恒例の開会式で現役選手と、肩を並べた。

凍えるような寒さにも、お元気にスタートの1番ティーインググラウンドに座って、選手たちを見送った。

その石井氏に、「君のバンカーショットは素晴らしいね、と声をかけていただいた」と、感激しきりは石川遼。
2週前の米国と世界選抜対抗のプレジデンツカップで「僕のバンカーはまだまだ」と、課題を持ち帰っていただけに、大いに励みになる一言だった。

石井氏も、今の若い選手たちの飛距離には、感心しきり。
また飛距離だけでなく、「今の子のは、スイングどおりの良い球が出たな」などと各選手のスイングを、事細かに分析する研究熱心さも見せられていたという。
  • 全員集合の記念撮影で肩を並べて、華を添えた。
  • そして1番ティに陣取って、選手全員を見送られた石井氏。石川には「バンカーが素晴らしい」と。

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