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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2011

片山晋呉が最終日の6連続バーディで2位タイに

過去5度の賞金王が、一時はリーダーを1打差まで追い詰めた。8番パー3のチップインバーディが、契機となった。そこから怒濤の6連続は、締めの13番でもまたもやチップイン。

さあこれから、というときに、難易度の高い14番で絶好のチャンスを外し、さらに15番で7メートルのパーパットを残して流れを止めてしまったのは残念だが、復活の足音を響かせるに十分な今季3度目の2位だった。

「上も伸ばしているから優勝はないと思っていたけれど、手応えも感じている。このままやっていれば上手く転がり出すんじゃないか」との気配も、自分で感じている。予選ラウンドで、尊敬するジャンボ尾崎と回った事も良かった。
64歳の今季3試合目の予選通過に思うところがあった。
「俺も長いのを使っている場合じゃない、と」。
悩みに悩み、やむなく握った長尺パターだったが、決勝ラウンドから中尺パターに持ち替えたのも良かった。
「良いゴルフが出来てきたので、勝ちたい、という気持ちがいかに出てくるか」。3年ぶりの復活優勝も、もはや時間の問題か。

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