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コカ・コーラ東海クラシック 2011

小山内護は、首位タイながら「予選落ちるかも?!」

会場の三好カントリー倶楽部は「好きじゃない」。初出場の98年にいきなり3位に入ったのは、まだコースの本当の姿を知らなかったから。「あとはまったく良い記憶がないんだもん」というとおり、2005年の35位タイが最高で、ここ数年は予選落ちが続いている。

「だって難しくない?!」と、駄々っ子のように言い募る。
「ホテルも金曜日までしか取ってない」と今年はここで、週末をプレーするイメージすらなかった。「ショットがまったく当たらなくて」。深いラフに囲まれたフェアウェイに、ボールが行く気すらしない。

確かに、4アンダーでは上がってきたが、「そのかわりに5ボギーよ」と苦笑した。
出たり入ったりと忙しいスコアカードも、「長いの2つと、アプローチが入っただけ」と、手応えは皆無だ。

「前半の18番で、手前に乗った20ヤードのが入っちゃったのと、6番で真ん中に乗った15メートルが入ったの。お願いだから2つで行ってというのが入っただけで、あとは2番で右のラフから20ヤードがチップイン。まともなバーディは、ひとつもないよ」と、カラカラと笑う。

「目標も、予選通過」と、首位タイでスタートしながら、ずいぶん殊勝なことを言い出した。「だって分かんないよ。おれ“やっちゃう”タイプだから」と、苦手なコースで本人は、決勝進出さえ危ぶんでいるようなのだが・・・・・・。

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