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Novil Cup 2010

NEW FACE紹介① プレッシャーを楽しみたい!ルーキー・薗田がプロデビュー

2007年から2009年までJGA男子ナショナルチームメンバーで、数々の国際大会にも日本代表として出場。ツアートーナメントでもアマチュアながら何度も決勝ラウンドに進出を果たしている薗田峻輔がいよいよプロデビューする。
薗田が注目されるのは、トップアマチュアとして数々の実績を残してきた実力に加え、昨シーズン、史上最年少の賞金王に輝いた石川遼が高校時代に在籍した杉並学院高校の先輩で、石川が尊敬するプレーヤーの1人であるためだ。
高校時代に切磋琢磨した2人は、、、石川は高校時代にツアー優勝して、高校在学中のままプロの道に進み、薗田は高校卒業後、明治大学に進学。昨年QTを受験し、今年からプロの道を歩み始める。

将来、日本のゴルフ界を担うであろう逸材として注目を集める、ルーキー・薗田に今の気持ちをインタビューしてみた。

(いよいよ今週プロデビューとなるが今の気持ちは)
徐々に緊張感が出てきました。オフに何試合かミニツアーには出たんですけど、ミニツアーとは雰囲気が全然違うなと思いますね。

(デビュー戦の自信)
やってみないと分からないです。もちろん自分の中に自信が無いわけではないし、調子もいい。ただ、やってみないことには。ティーアップしてどんな気持ちになるのかは、明日になってみないと分からないので。今はどうなるんだろうという疑問っぽい気持ちが自分の中になりますね。でも、楽しみではありますね。

(オフはどのように過ごしたのですか)
1、2月はトレーニング中心のメニューをこなして、3月はラウンド中心のトレーニングをしてきました。明治大学のタイ合宿に1週間くらい参加して、OBの久保谷さんとかも参加していて、勉強になりました。

(Jクラシックゴルフクラブの印象は)
好きな感じのコースではあるんですけど、あまりにもグリーンが速く仕上がっているので、ちゃんと考えてプレーしていかないといけないなと思っています。

(開幕戦 Novil Cupの目標を聞かせて下さい)
意欲はもちろんあります。来週からはツアーが始まるので、僕にとって良い感じで自信をこの大会で付けることが出来れば最高だと思います。そんなにがっつかず、かといって逃げず、ちょっと落ち着いています。
来週のツアー開幕に向けて、良い大会にしたいですね。

(後輩の石川遼と違って大学に進学してからのプロ入りの道を選択されましたが)
大学が自分のゴルフ人生においてプラスになったか、マイナスになったかは、まだ分からないです。これから職業がゴルフになりましたけど、人生においてゴルフが全てではないと思っているので、社会にでるためにいろいろな経験が必要だと思うので、自分は大学に進学したことは正解だったと思います。
大学は頑張って卒業するつもりです。

(今シーズンの目標を聞かせて下さい)
自分の中の最低目標を、シードを獲ることにしていますけど、とるまではすごく大変なことだとは思うんですけど、それをしっかり確保して、最大では優勝を目標にしています。
・・・そうですね。プロ1年目を楽しみたいですね。12月に転向してから、やっぱり、やらなければいけないという気持ちがでてきて。自分の中であせってはいないんですけど。ゴルフが自分の職業になって気持ちの持ち方が変りました。その気持ちを、試合中にどんどん自分を追い込むのではなくて、むしろ楽しんでプレーをしたいと思います。

薗田峻輔プロフィール

アマチュア時代の戦績 JGAホームページ

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