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TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood 2010

丸山茂樹が今季自己ベスト

上がり2ホールで、立て続けのガッツポーズだ。250ヤードは、今季ツアー最長の17番パー3で、ティショットを右のカート道へ打ち込んだ。そこからロブショットのアプローチは、1メートルのパーパット。
これを沈めてマルちゃんスマイル。

そして、最後は18番だ。
ピン左5メートルのバーディ締めに、握りしめた右拳に充実感が漂った。

今年、メーカーに新たに発注したプロトタイプのドライバーは、360CCと本人好みの小ぶりのタイプで、理想の弾道が実現した。この5年間、あれほど悩み続けたティショットもほぼ、問題が解消されて、そこに「僕の持ち味」と言ってはばからない「ショートアイアン」と、パッティングが噛み合えば、怖いものなしだ。

モチベーションもグンと上がって、「近ごろではポジティブに、トップ10を外さないゴルフをする自信があった」と、通算13アンダーは今季自己ベストの単独3位に、次の国内ツアー通算11勝目を見据えている。

ただ、悔やむらくは前日3日目。
コースのすぐそばに、宿を構えていたことから、悪天候のために第3ラウンドのスタートを見合わせている間、ホテルの施設内で待機していたのだ。

いっこうに雨脚は弱まらず、しかもスタート時間が正午までずれ込んだことから「もう、今日は中止だな」と、なかば思い込んでしまった。
すっかり戦闘意欲も失せてしった矢先に、ふいに決まったスタートに、気持ちを立て直すことが出来なかったという。

第3ラウンドの1オーバーに、「昨日、もう少し伸ばせていたら優勝争いも出来たんだけど」と、後悔の苦笑い。しかし「若い子と違って、あんまり待たされると年寄りにはつらいんでね」とのジョークにも、どこか余裕が漂っていた。
前日の反省からこの日最終日は朝から準備万端で、決戦に備えた甲斐はあった。

まだまだ、元気に若手の壁となる40代の代表として、今年新規のトーナメントに対しては、「この厳しい時代の中で、主催者のみなさんには感謝します」と、頭を垂れることも忘れない。
「この勢いで、夏までに1回くらい勝ちたいです。チャンスを狙って頑張ります」と、腕まくりした。

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