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〜全英への道〜 ミズノオープンよみうりクラシック 2010

リーダーを追いかける選手たちは・・・

首位の薗田峻輔とは2打差の5位タイにつける細川和彦は、「2打差はないようなもの」ときっぱり。3日目の競技中止について本音を言えば、「4日間やりたかったというのと、これで良かったという気持ちとどっちもどっち。天候だからしょうがないよね」。

こうなったからには、気持ちを切り替え、最終ラウンド1日の“短期決戦”に駆ける。
この日はスタートがじりじりと遅れ、長い待ち時間は読書をして過ごした。

いまの愛読書は、米賞金女王のアニカ・ソレンスタムを育てた名コーチ、ピア・ニールソン氏の名著「GOLF54ビジョン」。
ナイトキャップ代わりに必ず1項目を読破して眠るとか、すっかりとハマっている。
中でも共感した言葉は「相手は関係ない。楽しんでこそ、ゴルフの楽しみが分かる」といったような内容だという。

最終日はそれを実践するチャンス。
「結果はどうあれ、最後まで楽しめればいいな」と、話した。

さらに3打差の8位タイにつける横尾要も虎視眈々。
20歳の薗田は石川遼と同様に、若さに任せ、「きっと乗り出すと止まらないと思う」。
だからこそ、自分も「スタートから攻めていく」と決めている。
そう簡単には逃がさない。
「初日のスコア以上を目指す」と、第1ラウンドの67を上回る大爆発をもくろむ。

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