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つるやオープン 2010

連覇を狙う、富田雅哉

つるや株式会社と株式会社毎日放送が主催のジャパンゴルフツアー第2戦「つるやオープン」は、今年も兵庫県川西市の「山の原ゴルフクラブ 山の原コース」で、22日(木)に開幕。
ディフェンディングチャンピオンとしてかの地に舞い戻るのは、シード4年目の富田雅哉(とみだまさや)、32歳だ。

昨年の最終日は怒濤の7アンダーをマーク。プロを始めてから20年というもの、師匠と慕い、常にお手本としてきた田中秀道が見守る前で見せた、逆転のツアー初優勝だった。

2009年は、そのあともたびたび優勝争いに加わった。
だが、次の勝利につながらなかったのは「自分を信じ切れなかったせい」と、明かす。
「やはり2勝、3勝と挙げるには相当な実力が必要で、そのためにはやっぱり練習しかない」。

だが終盤は、息切れした。「僕は肩回りが弱く、そのために後半は怪我が多かったんです」。怪我のケアがまずは優先で、十分な練習を重ねる余裕が持てなかった。
「耐えられる筋力、体力をつけなければいけないと痛感した」と昨年9月から、秀島正芳トレーナーと、正式に契約を結んだ。

このオフは、高山の住まいがある名古屋を拠点に、共に汗を流し“自分改革”に取り組んだ。その真価は2010年の結果にかかっている。

今週は、連覇がかかるが目標は、あえて口にしない。
「相応の力が備わって、初めて次の勝利がついてくる」。
いまはただ、目の前の1打と真摯に向き合うだけだ。

※つるやオープンの詳しい情報はこちらから!!

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