Tournament article

ダンロップフェニックス 2010

昨年のトップ2が、揃って4位に

昨年のダンロップフェニックスで、プレーオフの大バトルを繰り広げた2人が揃って4位につけた。ディフェンディングチャンピオンのエドアルド・モリナリは連覇をかけて、池田とのプレーオフに挑む気満々だったが、「今日はこれまでの3日間と比べると、全体的に良くなかった。風がなく、暖かな気候にボールが思ったより飛んでしまい、クラブ選択に迷ってしまった」という。

この日67を出しても池田に届かなかった。昨年覇者のならわしとして、表彰式でチャンピオンにウィナーズジャケットを着せかけたモリナリは、「またいつか、日本に帰ってきて素晴らしいプレーを見せられるようにしたい」と、思いを新たにしていた。

そして昨年、そのモリナリにプレーオフで破れたスウェーデンのロベルト・カールソンは、同組で回った金庚泰(キムキョンテ)のゴルフに脱帽だ。

「キョンテ選手はミスというミスもなく、素晴らしいプレーをした」と絶賛した。
カールソンも、金に負けじと13番でイーグルを奪うなど、昨年のリベンジとばかりに懸命にリーダーを追いかけたが、池田には5打及ばず。

しかし、「今日はドライバーもアプローチもパットも問題なくプレー出来て満足している」と最後は笑顔で、「充実した1週間。またぜひ、この大会に戻ってきたい」とモリナリ同様に、2年連続の参戦で今大会への愛着がいっそう深まったようすだった。

関連記事