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マイナビABCチャンピオンシップ 2010

ベストアマチュア賞は櫻井勝之くん

浅地くん(右)との直接対決に競り勝って・・・
今年のベストアマチュア賞は、最終日の直接対決で火花が散った。揃って通算4オーバーは、49位タイからスタートした2人のアマチュアは、杉並学院高校2年生の浅地洋佑くんと、同校のOBで現在は明治大学2年生の櫻井勝之くん。

同組ラウンドにも「洋佑のことは気にせず、自分のプレーに徹した」という櫻井くんに対して、浅地くんは、はなから先輩に闘志メラメラ。

ボギーが先行した櫻井くんに対して浅地くんは、インスタートの13番でバーディを奪ってリードを奪い、ますます勢い付いた。さらに15番で一度は突き放して「行ける、と思った」。
そして2番のチップインバーディで、すっかりその気に。

しかし櫻井くんも強かった。前半は4つのバーディで、逃げる浅地くんを捉えて離さない。
そして浅地くんは自滅した。
215ヤードのパー3で、ティショットを右にシャンク。OBのトリプルボギーに万事休すだ。

「僕は3パットのパーに終わったチャンスホールの18番でも、先輩はしっかりとバーディを取ったし、みごとでした」と、ツアーで過去4度のベストアマに輝いている後輩も感服させた。

初日6位タイの大健闘だった櫻井くんは、初の決勝ラウンドに進んだものの、3日目に「あまりにもグリーンのタッチが合わずに」伸び悩んだ。

ホールアウト後の懸命の調整で、高速グリーンのコツを掴んだ。「カップの手前で止める感覚で、無理に狙わないこと」。攻守にもメリハリをつけたことで、チャンスを呼び込んだ。

今後の課題とともに「練習したことをやれば必ずスコアが出る」との自信もついた4日間。

すでにトッププロとして活躍する先輩の薗田峻輔や、後輩の石川遼に「櫻井くんも、早くこっちにおいでよ」と、誘われるが石川も「櫻井先輩は優しくて話しやすい」と言った柔らかな笑みを浮かべて首を振る。

「今の僕のレベルでは、まだまだプロは難しい」。
目下の目標は文武両道。
「単位を取らないと、試合にも出られなくなっちゃうので!」。
部内にはそういう決まりがあるという。
「いまはちょっと危ない。ちゃんと卒業はしたいし、頑張らなくちゃ。プロはそれから」と、しっかりと将来の絵を描いている。
  • 受賞した初のベストアマチュア賞
  • チャンピオンと揃っての記念撮影に、将来プロへの気持ちも強まった・・・!!

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