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マイナビABCチャンピオンシップ 2010

ホストプロの石川遼「まだまだ優勝は諦めてはならない」

「トップとの差を少しでも詰めたいと思っていた」と意気込んで臨んだ2日目だったが、「今日はうまくいかなかったというか、自分が下手だった。」とアプローチに課題を残す形となった。

「7番はトップ。単純なミスで、低い球を打とうとしすぎて体重が左足寄りになっていたり、右に置きすぎていたり。」
「9番も18番も上手く打てていない」と口にするのは、アプローチのミスばかり。

「ショットが凄く良いだけに、他の悪い部分が目立ってしまう」という状況に、ホールアウト後はコーチを務めるお父さんの勝美さんの指導のもと、アプローチ練習場で約30分の打ちこみを行った。
グリーン周りの入念な練習について、「アプローチの練習をして、お父さんと話したりすることによって、修正できて良くなってきた」と手ごたえを掴んだ。

ホストプロとして、そして2008年の本大会のチャンピオンとして、このまま首位に水をあけられたままではいかない。
「僕としてはあと36ホールやりたい。今日や昨日のようなドライバーショットが打てれば、まだまだ望みはある」と前を向く。

「60人いれば1人くらいはすごいプレーをしてくる選手がいたりする。それが自分であるように願ってプレーしたいと思う」と、誰よりも逆転優勝に闘志を燃やしティグラウンドに立つ。



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