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〜全英への道〜 ミズノオープンよみうりクラシック 2008

狙うは復活Vと、初のメジャー舞台!

今大会への思い入れが誰よりも強いのが、大会主催のミズノの契約選手たちだろう。ホストプレーヤーという立場から「僕にとってはメジャー級の大会」と口を揃える中でも特に、桑原克典の意気込みは相当なものだ。

1992年にデビューして以来、温め続けてきた目標が、今大会で優勝すること。
念願かなった際の優勝インタビューのセリフも、もうずいぶん前からすでに頭の中にあって、「それはもうほんとに感動もののスピーチです。早くみんなに披露したい」と、いつだったかそっと打ち明けたこともある。

まして、このホスト試合は全英オープン日本予選の最終戦に当たる。
鈴木亨、川岸良兼、手嶋多一、佐藤信人・・・。
93年大会からこのシステムがスタートしてから、他のミズノ勢はみな一度のみならず、複数回の出場権を手にしてきたが、桑原だけはまだ。

現在、同ランク10位は上位2人のうちまだ未定の残りの“一席”を狙うに十分の位置であり、また、今大会で上位4人に入れば無条件で出場権が与えられるのだ。
「絶対に行きたい」と、気合が入っている。

シード権を失って2年目。
ファイナルQTランク22位の資格で参戦する今シーズンは、40歳を超えてからのほうが勝ち星が多いジャンボ尾崎の例を励みに「ゴルフの“厄年”は誰にでもあるから。諦めさえしなければなんとかなる」と前向きに、先月のマンシングウェアオープンKSBカップで2位タイ。
翌週の三菱ダイヤモンドカップで2日目5位タイにつけ、現在賞金ランクは22位と上り調子だ。

このまま波に乗って「ぜひ、夢をかなえたいね」。
思い入れの強いトーナメントでの復活Vと、初のメジャー舞台をにらんでいる。

※ミズノオープンよみうりクラシックのもっと詳しい情報はこちらから

※前回の三菱ダイヤモンドカップまでの全英オープン日本予選ランキングはこちらから

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