体の故障でこのところ予選落ちが続いていた溝渕洋介（４１）が６アンダー・６６をマークして、２位と好スタートを切った。

今季のチャレンジトーナメントでは開幕戦から５試合連続予選落ちと苦しいシーズンだったが、前半戦の区切りとなる今大会でようやく予選通過を果たした。

「今季、始めての予選通過です。ちょっと体の調子が良くなってきたんですよ。今、悪いところがどこにもない。ゴルフをしていて楽しいね」と笑顔で第一声を話してくれた。
「シーズン開幕から体がおかしいところばかりで。腰やら足やら。でも、出場出来る試合も限られているので、無理をして大会にでていたけど、体が言うことをきかないと・・・ゴルフがつまらなく感じてきた。
でも、先週くらいから体の調子が良くなってきて、今は不安なくゴルフが出来ています。ゴルフが楽しい。せっかくのチャンスなので、明日も頑張ります。」とこれまでの苦悩と今の充実感を語ってくれた。

今季は房総カントリーカップで４６才の久保勝美が優勝。
ツアートーナメントでも三菱ダイヤモンドカップゴルフで３８才の兼本貴司が、UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズで４０才の五十嵐雄二が優勝するなど中堅・ベテラン勢が頑張っている。
溝渕も中堅・ベテラン組の４１才。その流れにのって３年ぶりのチャレンジ優勝をつかみ取りたいところだ。

• 兼本 貴司