記事

有田東急JGTOチャレンジ I 2008

期待のルーキー池田勇太と前粟蔵俊太の優勝は叶わず

最終18番イーグルトライをショートし、うなだれる池田勇太
数々のアマチュアタイトルを引っ提げて、ともに今年ルーキーとして戦う池田勇太、前粟蔵俊太の初優勝は見ることができなかった。

1アンダーから逆転を狙った池田は、8番から3連続バーディを奪い、首位を走る吉永智一を必死に追いかけた。だが、勝負どころの16番でパーオン出来ずにボギーをたたくと、18番パー5では何とか2オンしたもののバーディを奪うことが出来ずに通算5アンダーでホールアウトした。
吉永が崩れ、プレーオフのチャンスが回ってきたが、最初の1ホール目ではバーディパットがカップを覗き込んだがわずかに入らず、続く2ホール目はセカンドショットをグリーン周りまで持ってきていながらもバーディを奪うことができず、何度もあった優勝のチャンスをその手に掴むことはできなかった。

そして、トップタイからスタートした前粟蔵も出だしの1番で幸先よくバーディを奪う好スタートを切ったが、5番からの3連続ボギーでリズムを崩してしまい結局この日は6オーバーと、優勝争いに加わったのはわずかに数ホールだけだった。

ホールアウトした池田は、「まだまだ自分の実力も足らないし、精神力も足らないし、それを実感しました。それだけです。」と悔しさをかみしめていた。
前粟蔵は、プロのトーナメントで初めての最終日最終組になって、やっぱり勝とうという気持ちが強くなってしまって、攻めていったんですけど、それが裏目にでてしまったと反省の弁をのべた。

惜しくも初優勝を手にすることが出来なかった2人のルーキーのこれからの戦いに注目ください。

関連記事