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ブリヂストンオープン 2002

「ようやく、ゴルフらしくなってきた」

クラブも馴染んで、佐々木久行が好発進

今季、クラブ契約を変えた。
当初は、ウッド、ロングアイアンにはそれほど苦労はなかったが、ただ1本だけ、馴染めなかったクラブがあった。
サンドウェッジだった。
以前のメーカーで使っていたものは、グースのついたサンドウェッジ。
新しいものは、「今風(いまふう)の、出っ歯なもの」(佐々木)。これはいわゆるストレートネックのことで、以前より、リーディングウェッジが、前に出て見えるために、長いこと、違和感が拭えなかったのだ。
「ハンドファースト目に構えてフェースを開いて打ってみてトップしたり、それを防ごうとしてインサイドに入れてダフったり大ミスばかり。OKパーなんて、まったく取れる状態じゃなかったけど、それでも慣れるまで、別のに浮気せず、それはもう根気よく練習を続けましたよ…」と、しみじみと振り返った佐々木。
おかげで、今季は予選落ちもたくさん繰り返し、「暗くなったりした時期もあった」というだけに、ようやく、使いこなせるようになった喜びが、この日の表情にも出ていた。

あがり18番パー5。
グリーン左ラフからアプローチに使ったのも、サンドウェッジ(=写真)。
「それほど寄せきれたわけじゃないけど、良い感じで打ててパー。ようやく、ゴルフらしくなって、闘える状態になってきましたね」と、明るい笑顔をのぞかせていた。

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