記事

秋葉真一が初日からの首位を守り抜き、QT最少スコアの通算22アンダーで第1位

ファイナルクォリファイングトーナメント(QT)最終日は、茨城県行方市のセントラルゴルフクラブ西コース(7,165ヤード パー72)にて、91選手が参加して行われた。

初日から首位の秋葉真一がこの日も2アンダー 70で回り、通算22アンダーで誰にも首位を明け渡すことなく、6日間108ホールを走り抜け、QT最少スコアを1打更新する410ストロークをマークした。秋葉は賞金50万円を獲得した。

ホールアウト後の秋葉の第1声は「ほっとしています」だった。スコアは傍目から見れば余裕があるように見えたが、「どれだけあってもプレッシャーはあります。5日目までと同じで堅く堅く、大きなミスをしないように」と平常心を心がけた。
「いつもここには帰ってきたくない」と思っているが、戻ってきてしまう。今年もレギュラーツアーでは「ショットもパットも良くなく、あっという間に終わってしまった」
ここでまた来年のチャンスをつかんだので、「遼くんみたいにアプローチとパターがうまくないとツアーでは通用しない。練習します」と来年への決意を新たにした。

今日で6日間の長い戦いは終わったが、これで終わりではなく、選手にとってはここからが来年へのスタートになる。それぞれの思いをかけて、このオフにトレーニングを積み、練習を重ねて、2009年のツアーを迎える。

関連記事