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中日クラウンズ 2008

花岡和典さんがベストアマチュア賞を獲得

今年、和合に挑戦したアマチュアは4人。そのうちただ一人、決勝ラウンドに進出したのが花岡さんだ。初日は91位タイと出遅れながら、2日目の第2ラウンドはボギーなしの2バーディと安定したゴルフを展開して決勝ラウンド進出。

アマの予選通過は3年ぶりだった。

決勝第1日の前日3日目はディフェンディングチャンピオンの宮瀬博文、そしてこの日最終日は開幕戦覇者の宮本勝昌とプレーして「学ぶところが多かった」と4日間を戦い終えて満足そうだ。

「ショットが上手いというのはもう分かりきっていることでしたが、実際に同じ組で見させていただいて、プロのみなさんのショートゲームの凄さを実感しました」と、振り返る。
8月にはプロテストを控えており「今回の出場で、やらなくちゃいけない課題も見つかりました」と、声も弾んだ。

三重白山ゴルフクラブに所属してプロを目指しながら、母校・名商大ゴルフ部のコーチを務める。
今大会は、中部アマプロでアマ優勝の資格で出場権を手に入れた。
「アンダーで回るという目標は全然だめでしたが、今日は17番でバーディを取って、気持ちよく大会を終わることができました」。

表彰式で、チャンピオンの隣で記念撮影に収まって感無量。今回の経験は、教え子たちにも何よりの土産話となる。