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<NEWS>市原建彦らが来季アジアンツアーの出場権を獲得!!

先週16日(土)、マレーシアのパターナゴルフ&スポーツリゾートで、アジアンツアーのファイナルQスクールの最終ラウンドが行われ、ジャパンゴルフツアープレーヤーの市原建彦(=写真)と清田太一郎と、桧垣繁正の3人が来季の出場権を手に入れた。

市原は「最終日は、パッティングがあまり良くなかった」と苦笑しながらも、通算7アンダー5位タイと好位置でフィニッシュ。
「これで来年、アジアでもほぼフル参戦できるので、しばらくは焦点を絞って結果を出したい」と、意欲を見せている。

まだ日本ツアーに出場権のない時代にも稼ぎ場を求め、アジアンツアーに挑戦した過去がある。
その際に人々の優しさ、また食べ物の美味しさにすっかり魅了されたという。
2000年には、タイランドマスターズでの優勝経験もある。

「あのとき、何人か友達も出来て。彼らとまた近いうちに再会できるのも楽しみ。今から、開幕が待ち遠しい」と、話しているそうだ。

今年、7月の全英オープンで初メジャーを踏むと、11月のアサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルで日本ツアー初優勝。
「全英オープンを経験したことで、めったなことでは驚かなくなった」と、精神面の成長も著しい28歳が2007年、アジアでさらなる飛躍を目指す。

市原建彦いちはらたつひこ
茨城県の水城高校出身。3年生の96年に世界ジュニアで優勝した。そのころから、すでに身長180センチを超えて、大型プレーヤーとして将来を嘱望された。そのあと、名門・日大に入学したものの「刺激がない」とたった3ヶ月で中退。98年にプロの世界に飛び込み、2000年にはアジアンツアーのタイランドマスターズで優勝するなど、活躍を期待されてきた逸材は、ファイナルQTランク11位の資格で参戦した今年、いよいよその才能を花開かせた。
7月のミズノオープンで自己最高の2位につけて全英オープンの出場権を手に入れると、11月のアサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルで、日本ツアー初優勝をあげた。
1978年11月17日生まれ、身長187センチ、体重90キロ。


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