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マスターズ出場の丸山、片山は次週のVISAダイナスティカップメンバー「来週の中国もあるし・・・」(丸山)

今年のUSPGAツアーは15戦中10試合で悪天候に見舞われ、競技の中断を強いられている。このマスターズも例外なく、初日から大波乱。
とにかく我慢が強いられる状況で、丸山、片山の“チームジャパン”が奮闘している。
2人はいずれも次週、中国・深センのミッションヒルズゴルフクラブで開幕するVISAダイナスティカップの代表メンバー。
苦戦が続いている丸山は特に、「来週は中国もあるので、いろいろ考えたい」と話している。

丸山茂樹の話
「もう少しだけツキがあってくれればうまくいくのかな、と思うのだけれど、自分でうまくそのツキが呼び込めない。
ここ(オーガスタ)は苦手だ、という自己暗示をかけてしまっているのか、やってる本人が一番わからないところ。
どうやったらうまくいくのか、どうやったらいつものように出来るのか・・・。
ここ最近、予選落ちを気にしながらゴルフをしたことなかったんですが、ここにくると途端にうまくいかなくなる。
良いショットを打っても報われない。そんなに僕のことが嫌なのかな、みたいな。ほんと、(コースに)塩まきたいくらい。
ほんと、気分悪いです、ここまでついてないと。

グリーンもそうだし、まず自分のゴルフのスタイルが、コースのレイアウトに向いてないのかな、と思う。
僕はあまりショットメーカーではなく、大きくフェードをかけてコントロールしていくタイプ。
林はラフの向こうにあるはずなのに、木がフェアウェーの近くまで出てきている、というのが僕にはすごく空間の重圧に感じられて。
それに打ち負けている。

アドレスをした段階で、すでにあの木に当たりそうだなんて思っている。そういう不安があってはいけない。自分が落としたい場所にしっかり向いて、そこに思い切って打っていかないといけないのに、ついアジャストしてしまっている。
そういう微妙な不安みたいのに体が反応してる悪循環。

8年やって、毎年思うことなんですけれど、なかなか自分のスタイルは変わらないもので・・・。
シンゴなんか、すごくきれいにアドレスしてきれいに球を打っていくタイプだから、やっぱり、非常にここのコースにあっているのかな、と思う。話を聞いても、別に気になっていないみたいだから、僕だけがやっぱり、神経質に考えすぎちゃっているのかな、と思います。

来週の中国のこともあるし、・・・いろいろ考えます。
ほんと、いつもいつもすみません」(大会2日目のテレビインタビューより)

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