記事

猿島 JGTOチャレンジ II 2007

惜しくも優勝を逃した中田範彦

競技最終日、初日を5アンダーの首位タイとした中田範彦は、]同じく首位タイの村上弘正、単独3位の小林正則との最終組でのスタートとなった。

前半を3バーディとし、この時点で単独首位で後半に入る。
10番、12番でバーディを決め、10アンダーとしたが、15番をボギーとし、先に8アンダーでホールアウトしていた暫定2位の冨山との差を1打とし、そのまま18番ホールへ。

迎えた18番ホールでのティショットが右の林へ。残り200ヤードの地点から、渾身のリカバリーショットでグリーン手前100ヤードにつけた。しかし、ラフからの第3打目がフライヤーしてしまい、グリーンを大きく越え、OB。このホールをトリプルボギーの6アンダー、最終的に2位タイで惜しくも優勝を逃した。

ホールアウト後、「次、次ぎですね。」と語った中田。優勝を一度は手中にしていただけに、その悔しさはひとしおだろう。初日、そして最終日と中田はショット、パッティングともに安定したゴルフをしてきた。そのポテンシャルの高いプレーと、今日の思いを次回からの試合にぶつけ、後半のチャレンジトーナメントを面白くしてくれるにちがいない。

関連記事