
第2回大会最終日は朝からの強風に、首位スタートの谷口徹が伸び悩む中、伊沢はスタートの1番で10メートルのパットを沈めてイーグル発進。68をマークして、通算14 アンダーで逆転優勝をあげた。「師匠のジャンボさんに言われた、『悪い状況になってもあきらめないゴルフをすることが大切』という言葉を最後まで常に頭においてプレーした」と語った伊沢。年頭に課していたという「夏までに必ず1勝」のノルマを果たすと、勢いに乗って翌週の新潟オープンで2週連続優勝も達成。その年、自己ベ ストの賞金ランク4位に輝き、「この大会での優勝が起爆剤になって、納得のいくゴ ルフができるようになった」と話した。
今年は、日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズカップで復活優勝をあげたあと、その翌週には自身3度目の2週連続優勝を果たした。今週は、出場3試合連続優勝の記録がかかる。