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アンダーアーマーKBCオーガスタゴルフトーナメント 2005

神山隆志&矢野東「僕らが大会を盛り上げます!」

ホストプレーヤーの神山(=左)と矢野(=右)「このジェルエックスで、パワー全開です!!」
世界のアスリートから高い支持を得る高性能のウェアブランドがアンダーアーマー。このウェアを展開している株式会社ドームを今年新たに特別協賛にお迎えして開幕する「アンダーアーマーKBCオーガスタ」で、特に燃えているのがこの2人。

神山隆志と矢野東だ。

数年前から、同社が企画・開発したサプリメント『DNS』を愛用している。数ある製品の中でもいちばんのお気に入りは、ゼリータイプの飲料『Jel-X(ジェルエックス)』だ。
プロテインと、ビタミン、ミネラルを効率的に摂取できるこの飲料は「ラウンドの必需品」と声を揃える。

「僕は必ずバッグに2個以上を携帯してます。1個はハーフターンで飲む用。おかげで最後までパワーが途切れないでプレーできる。もう1個は、競技が中断されたりしたときの緊急用。“非常食”代わりに、どこでも気軽に栄養補給ができるから便利ですよ」(神山)。

「ラウンド中は食事を取る時間なんてない。でも、すごいパワーとエネルギーを消費しているから、適切な栄養補給が大切です。だからジェルエックス。手放せません」(矢野)。

製品に絶大の信頼を置いて、今年から正式に同社のイメージプロとしてサポート契約を結んだ2人は、新たに生まれ変わったこの大会を「精一杯、盛り上げていきたい」と燃えている。

特に神山は、今季これまで不振にあえいでいる。
4月に代表メンバーに選ばれたアジア対日本の対抗戦『VISAダイナスティカップ』が原因だった。
日本が2連敗を喫したこの大会で、神山自身も「大事な場面で自分の力を出し切れない弱さ」を痛感さ
せられた。

反省した神山は、帰国後すぐにスイング改造に着手したのだが、思うような結果が得られないままいよいよシーズンも折り返しを迎えてしまった。
「途中でいちどゴルフを離れてリセットすべきだったとは思うのですが、結果が出ない焦りから、試合を休む勇気も持てなくて・・・。どんどん、深みにはまっていきました」と、振り返る。

そんな悪循環を断ち切ることができたのは、先週まで2週間のオープンウィークだ。
いつもなら、オフは仲間とのラウンド合宿などに精を出すところだが、今回はほとんどクラブを握らずに、家族サービスに当てた。
プールに海、山に入って昆虫採集など、「完全に子供に返って休みを満喫してリフレッシュしたら、今週、なんだかゴルフするのがとても新鮮で・・・。上昇のきっかけをつかめそうな気がしてるんですよ」と神山はいう。

昨年大会は2位タイと、会場の芥屋ゴルフ倶楽部と相性が良いのも好材料。
このホスト試合で「勢いを取り戻せれば・・・」と話している。

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