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日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯 2000

2アンド1で東聡を下した横尾要

「若さにものを言わせて頑張りたい」

 互いにバーディで分けたホールもあるなど、横尾 VS 東の勝負は好戦。
 2アップで迎えた17番のドーミーホール。パーで分けてようやく接戦を締めくくった横尾は、「今日も苦しかった。マッチプレーは嫌い」と苦い顔になった。

 「ストロークプレーは1日、調子が悪い日があっても、他の日で取り返しつくけど、マッチは1日、パターが入らなくて自信をなくしたらそれで終わりでしょう。それが嫌だな」

 この日は途中から雨が降りだし、メガネの東には不利な部分もあり、「すっきりしない思いもある」と横尾。「でも…勝ちは勝ちですからね」と気を取りなおし、次の3回戦に意欲を燃やした。

★ 横尾要
 「お互い、良いゴルフをしました。バーディVSバーディで、分けなんてホールもあったしね。僕としては、5番ホールと13番ホールがキーホールになったかな。
 13番は、先に8メートルを入れられたんですけど、後から僕が3メートルを入れ返したんです。東さんはパターがうまいから必ず入れてくるだろうと思っていたから、自分のほうでも集中できていたのがよかったかな。
 あと、15番ホールでも取れたのが大きかった。
 今日はパットがまあまあ。ショットは…すごく悪くも良くもないって感じ。
 2アップで迎えた17番は、最後は攻めていこうと思ったらショットを左に引っ張って、グリーンに乗らず…。このへんがまだまだ甘い。
 5アップとか4アップとかでもう少し、早く決着をつけられたら精神的にも楽なんだろうけど…。6アンド5とかで勝って早く終わってる人はうらやましい。僕もできれば楽して勝ちたいです。
 けど、昨日も今日もいい勝負に競り勝ってきたので、精神的には強くなっていると思う。
 マッチの面白さって、そういう、“競る部分”でもあるでしょう。
 明日は僕が最年少。体力には自信がある。
 明日、午前中に勝てばもうあと18ホール。若さにものを言わせ、頑張りたいですね」

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