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VISAダイナスティカップアジアチーム、連覇達成の瞬間

1アップで迎えた18番。5マッチ目のアンジェロ・キューがパーパットを決めて、力のこもったガッツポーズ。沸き起こった歓声が、勝利の合図だった。
加瀬秀樹を下して、12ポイント目を獲得。

まだ4組の競技を残しながら、アジアチームの連覇が決定した。

開幕前から、「日本有利」の声が圧倒的だった。
何しろ日本には、世界ランク24位の丸山茂樹と、同ランク70位で賞金王・片山晋呉がメンバーに加わったのだ。
前回2003年大会のリベンジが確実、と思われていた。
アジアチームキャプテン・謝敏男さえ、それを覚悟していたのだ。

「日本は今年、本当に強いメンバーが揃って、われわれアジアは、初めから不利だと思っていたんだ」と、謝は振り返る。
だが、「その思いこそがわれわれを強くさせた」とも・・・。

「コースのコンディション、特にグリーンの違いに日本選手たちは戸惑っていたんだと思う。でも勝因は、それだけではなくて、我々が最後まであきらめなかったこと。2度目のキャプテンでまた勝てたことを誇りに思う。アジアのゴルフのレベルが、高いことも証明できた。メンバー全員に、感謝の気持ちを伝えたい」(アジアチームキャプテン・謝敏男)

すべてのマッチが終わった18番グリーンで、シャンペンシャワー。連覇を喜び合ったアジア代表メンバーたち。

特に、地元・中国の張連偉は、前回大会から負けなしの6連勝をあげた。最終マッチのシングルスでは、丸山茂樹を倒したのだ。
「本当に誇りに思う。チームがひとつになって戦った。強い気持ちでプレーができた。それが勝因。次の2007年大会が、待ち遠しいよ!」。

次なる目標の大会3連覇を胸に、選び抜かれたアジアの12人は、それぞれの手に託された金色のダイナスティカップを誇らしげに掲げた。

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