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予選会組の躍進続く!!秋葉、堀之内、高島、清水・・・ツアー後半戦で狙うはもちろん、初シード入り!

今季のジャパンゴルフツアーは、これまで15戦中7試合で初優勝者が誕生するなど、ニューヒーローたちの活躍が目覚しい。

同時にチャレンジトーナメントとファイナルQTで構成される、ツアーの出場優先順位の選手たち、・・・いわゆる“予選会組”の躍進も著しく、1試合ごとに1人ずつ、初シード入りへ大きく前進するといったかっこうになっている。

現在賞金ランキング37位につける秋葉真一(=写真上)もそのひとりだ。
6月のマンダムルシードよみうりオープンで2位、翌週のミズノオープンで9位につけて現在の獲得賞金も1500万円を超えている。40歳にして初のシード入りに王手をかけている。

そのほかに先月のアイフルカップで熱中症にかかりながら単独2位に入って、初シード入りにチャージをかけたのが、高島康彰(=写真中)だ。
「意識が朦朧としていたから何も考えられず、それがかえって良かったのかも」と怪我の功名の賞金ランク46位に照れ笑いを浮かべつつ、意欲を燃やす。

やはり先月のセガ・サミーカップで3位に入り、現在賞金ランク55位に浮上したのが清水洋一。スポーツ用品の営業をしていたサラリーマンが一念発起でプロを目指して15年目。いよいよ開花の予感に、世の中年世代の注目を集めそうだ。

先週、自己ベストの4位タイに入った堀之内豊(=写真下)は、それまでも何度か上位に顔を見せながら、3日目に崩れて平凡な順位に終わっていた。
だが、サン・クロレラクラシックでは70のアンダーパーでまわって、どうにか「鬼門の3日目」を、無事終えた。
最終日も67をマークして、「少し、自信がついた」と賞金ランクも43位に浮上。
もともと細身な体で、特に夏場はスタミナ切れが課題だったが、今年は「できるだけたくさん食べる」という方法で、体重も70キロ台をキープ。
初シード入りを目指す選手たちにとっては、2週後に再び始まるツアー後半戦から秋までのトーナメントが正念場になるだけに、「気を抜かずにパワーで乗り切ります」と、堀之内も改めて気合を入れていた。

なお、チャレンジトーナメントとファイナルQTランキングで構成されるツアーの出場優先順位は8月のサン・クロレラ クラシックで2回目のリランキング(順位の見直し)がされ、次のアンダーアーマーKBCオーガスタ(8月25日〜28日、福岡県芥屋ゴルフ倶楽部)から適用されます。

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