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BMWチャレンジカップ 2007

鈴木一徳が単独首位に!

多くの選手が「難しい」とこぼすこの静ヒルズカントリークラブ。

グリーン手前や要所にあるバンカーがどうしても目に入る。
「今大会はボギーだけは注意しないと」。
それを頭に置いてスタートした。

12番でピン1メートルにつけてすんなりバーディ。この後は、14番のロングホールも2オン2パット。18番はセカンドショットがピンフラッグに当たって、1.5メートルの所に落ちた。
そこから6番までは全てパープレー。7番は5メートルをしのいだ。

そんな鈴木も今日3番目に難易度が高かった9番で、ついに3パット。
昨日から続いていた連続ノーボギーは35ホールでストップした。
「明日も出なければ良いな」。

鈴木には苦い思い出がある。
それは昨年に静ヒルズで開催された「GDOチャレンジカップ」。1Rを2位タイで終え、最終日は優勝を狙える位置でいた。

しかし、4番のショートホール。
ティショットの球がバンカーのあごの部分にささってしまう。特にルール上は救済措置もない状態で、結局叩いてトリプルボギー。一気に優勝戦線から脱落した。

明日は、そんな事は繰り返さない。
ローカル大会の埼玉オープン等では優勝経験はあるものの、親の影響から10歳で始めたゴルフで何かタイトルを掴みたい。研修生から特に目立ったタイトルもない。
笑いながら鈴木は言う。「僕は雑草ですからね」。

明日は自身初の首位でティグランドに立つ。

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