記事

アサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルオープン 2005

伊藤涼太の対抗馬!?中学3年生の前粟蔵俊太が出場

中学生対決だ。ツアー8試合目の予選通過をねらう福井工大福井中学3年生の伊藤涼太のライバル出現だ。今週、ツアー初出場を果たす前粟蔵(まえあわくら)俊太は、やはり石垣市立第二中学に通う3年生。
今年、日本ジュニアゴルフ選手権(12−14歳の部)で連覇を達成した注目株だ。

2人が同じ大会で顔を合わせるのは、小学生以来だということで、「そのときは1勝1敗だった」(前粟蔵)。

そのあと、プロの試合でめきめきと腕を上げる伊藤を前粟蔵も「良きライバル」と呼び、「自分はまだ中学生だし、焦ることはないとは思ってますが、できればやっつけたい」と、闘志を燃やす。

4歳のとき、家族とのコミュニケーションの手段としてグランドゴルフに興じたのが、前粟蔵のゴルフとの初めての出会い。
小学6年生で早くもコーチ兼キャディの父を負かし、ドライバーで平均270ヤード飛ばす今では、「プロの試合でも、なんとかなるかな」と読んでいる。

「目標はウッズ」という15歳が、もうひとりのスーパー中学生と今週、旋風を巻き起こすか。

※写真上が伊藤、下が前粟蔵。いずれも素顔はあどけない15歳だが・・・。

    関連記事