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アイフルカップゴルフトーナメント 2005

福永和宏がホールイワンを達成「明日は、16番で入れてみせます」

インコースの“裏街道”からスタートしたこの日3日目は、フロント9で4ボギー。「少し、クサってた。ヤケクソで、後半はなんかすごいことをしたいなって思ってた」。
その瞬間は、後半の8番パー3でやってきた。それは、ホールインワン賞がかかったホール。

同じ組の立山光広が、「これ、入れるよ」と言って先に打った。が、残念ながらグリーン左奥に外れた。
「じゃあ、俺が入れるよ」と、次に福永が宣言して4アイアンで打ったティショットはまっすぐにピン筋に飛んで「入るぞ〜!!」
立山の悲鳴とともに、バウンドするなりグリーン上からフっと消えた。

「・・・これまで何度か人のを見たことはあったけど。さすがに、自分のは鳥肌がたちました」(福永)。

自身ツアーで初のホールインワンを達成は、200万円(提供:株式会社ライフ)のビッグマネーだ。
しかも、賞金は達成者全員に贈られることになっている。
ホールアウトしてからそれを伝え聞いた福永は、「複数均等割りだと思っていたから。なお嬉しい」と、大喜びだ。

今季これまで9試合に出場して予選通過はわずか1回、棄権が1回。ウッドワンオープン広島の56位で得た23万円しか稼いでいないだけに、臨時収入はなおのこと有難い。

「明日は、16番で入れて400万円を持って帰りたいな」。
最終日には、やはり16番パー3にかけられたホールインワン賞200万円を狙っている。

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