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セガサミーカップゴルフトーナメント 2005

スコット・レイコック「たくさんお土産を持って帰らなくちゃ!」

66の6アンダーは、文句なしの今季の自己ベストラウンド。国内では珍しい、全面ベント芝が豪州出身のレイコックに有利に働いた。
「フライヤーの心配がないからプレーしやすいんだ」。
クラブヘッドに粘っこく絡みつく洋芝は、コウライグリーンに比べて抜けが悪いかわりに、球が思ったより飛びすぎるといったケガが少ない。
おまけに、会場のザ・ノースカントリーゴルフクラブは広々とフラットな地形で、ラフに入れても距離の計算がたてやすい。
多少のミスも、うまく処理してパーを拾うことができた。
フェアウェーからのショットなら、積極的にピンに絡めてチャンスを奪って首位タイ発進。

バカンス気分で、北海道を楽しんでいる。
故郷から妻・ジャネットさんを呼び寄せて、「毎日、おいしいものを食べ歩いているんだ」と嬉しそうに話す。
残念ながら、長男のジョエル君は気管支炎をこじらせて、オーストラリアの祖母の家で留守番をしているが、「寂しい思いをさせている分、たくさんお土産を持って帰らなくちゃ!」と張り切っている。

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