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JGTO・GDO共催<新潟中越地震・被災者救済基金チャリティオークション>丸山茂樹が実際に使用したヤーデージメモとネーム入りボール…8万6000円

11月のブリヂストンオープンで、日本ツアーに凱旋出場した丸山茂樹のプレーについて、ある選手がこんな表現をした。
「アプローチひとつとっても、なんというか…まるで、踊っているみたい。リズム感がすごくて、見ているこっちまで、ワクワクしてくるような躍動感がある」。

ハードなトレーニングで引き締まった肉体。5年間の米ツアー生活で磨かれた技術力と精神力。そのすべてを発揮して、丸山が最終日に魅せた。

「わざわざ来てくれたお客さんに、『見に来て良かった』と思ってもらえるプレーをすることが大事。今日は1日10アンダーを出す」。

その日は朝から、気合が入っていた。高い目標を胸に1番ティに立ち、初日の通算2オーバー72位タイスタートから、堂々の優勝争い。

丸山が行くところ、行くところ、ギャラリーの大移動。やまない声援。
詰め掛けた11,385人の大ギャラリーの前で、ゲームを引っ張った。
優勝こそ谷口徹に譲ったものの64の猛攻で、米ツアー3勝の実力と経験を存分に見せつけた。

「…選手ひとりひとりがガッツを見せて、みんなで向上心を持ってプレーにのぞめば、必ずツアーも変わってくる」。

自らのゴルフで丸山は、それをみごとに証明してみせたのだ…。

丸山は、日本ゴルフツアー機構(JGTO)とゴルフ総合サイト最大手のゴルフダイジェストオンライン(GDO)共催の新潟中越地震・被災者救済基金チャリティオークションに、このとき使用したヤーデージメモと、ネーム入りボールを提供してくれた。

ネットオークションの結果、この貴重な2点セットは8万6000円で落札された。

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