記事

石川遼 everyone PROJECT Challenge 2026

兄の冠大会に臨む石川航 流行りの“カメパター”とエイムポイントで向上したパッティング力がカギ

兄の名前が冠についた大会に8度目の出場を果たす石川航は、グリーン上に少しばかり自信をつけて臨む。

 

今年8月に国内外の多くのプロゴルファーが取り入れているグリーンの傾斜を読む「エイムポイント」の講習を受けた。足裏で傾斜を感じて、グリーンに向けて指を数本立てるしぐさで狙いどころを決める、あれだ。

 

「ライン読みに迷っちゃうのが悩みでした。迷わずに打てる方法ないかと思って取り入れました」

 

今まではライン読みに自信が持てないまま打つことがあったが、「ラインを決め打ちしやすくなりました。迷わず打てるかどうかが大事かなと思います」と足裏で傾斜を感じることで悩みが改善された。

 

決めたラインにしっかり打ち出すために、直進性の高いパターにチェンジ。最近、国内外で流行りの“カメパター”を投入し、握り方もクロウグリップに変えた。これがすごくハマっている。


 

4年前、不合格に終わった日本プロゴルフ協会(PGA)のプロテスト。「心残りだった」と今年2度目の挑戦をして、9月上旬の最終プロテストは3位で見事に合格。この時もパッティングは好感触だった。

 

2021年12月にプロ宣言をしてプロ活動を始めているため、プロゴルファーになったという感覚があるわけではないが、4年前の忘れ物をしっかりと回収した。

 

昨季はレギュラーツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」で初日首位タイ発進(結果は20位タイ)など、存在感を示したが、今季はレギュラー3試合、ACNツアー3試合、いずれも予選落ちに終わっている。

 

「まずは今年初の予選通過を目標にしたいですね」とうなずく。「自分の中でパッティングが今はすごく大事。この先(QT)に向けるという意味でも、パッティングの安定したパフォーマンスがしたい」とプロテスト同様、グリーン上からゲーム作りを安定させたい。

 

兄の名前が冠の大会。注目も集まるが、「少しだけ背中を押してもらえる感じはありますが、高校生の頃から出させてもらっていますし、特別な感情はないです」と自然体で気負いはなく臨む。

関連記事