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関西オープンゴルフ選手権競技 2026

骨の髄まで虎党です。大堀裕次郎が1差の大チャンス

兵庫県西宮市出身の34歳は、もちろん骨の髄まで“虎党”だ。
プロ14年目の初Vへ。
首位と1差の大チャンスにつけた。
大堀裕次郎(おおほり・ゆうじろう)のハイライトは、実は2アンダーの「68」で回ったきょうではなく、きのう。




第2ラウンド最後18番で、200ヤードの2打目を5アイアンでショットイン。
「アゲンストで逆光で、何も見えないけどおぉ~って」。
ギャラリーの歓声に乗せられ、思わずバンザイ。
前日の余韻のままV争いに飛び込んできた。

生誕100週年の会場に選定された茨木カンツリー倶楽部の東コースは、ジュニアや学生の試合で幾度かラウンド経験がある。

だが今週は、ツアー仕様にさま変わり。
「難しすぎて、違いすぎる。ほぼほぼ初めましてです」と、まるで初ラウンドみたいに格闘する。

「一応コースメモ見て。いい感じで打って。グリーンに乗せて。行ったら全然、バーディチャンスじゃないんです」と、がっくしの繰り返しだ。

前日2日目に、大阪学院大学の後輩、砂川公佑(すながわ・こうすけ)が、「61」を出したのには驚いた。
自分も、と言いたくても「難しすぎて。自分なんか、全然出せそうにない。人のことを気にしている余裕もない」と、最終日もとにかくコースと格闘する。

大学4年時の2012年に、本大会で初めてプロの試合に挑戦し、2日目に首位に。
雨で3日間競技となるなど、結果9位に終わった初経験は、今も焼き付いている。

今年創設100周年を迎えた大会主催の関西ゴルフ連盟(KGU)には、旧知の役員さんもたくさんおり、「思い入れの強い大会。優勝したい」。
恩人らの目の前で、プロ14年目の悲願へ。思いは高まる。

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