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中日クラウンズ 2026

平本世中は幼なじみの石坂に発奮、憧れの和合で好ダッシュ

憧れの和合で、臆せずチャンスをにらむ。
プロ6年目の平本世中(ひらもと・せじゅん)が8バーディ、2ボギーの「64」をマーク。



6アンダーで、午前組がホールアウトした時点の暫定トップで躍り出た。

「和合はコースが狭くてグリーンが小さいので、頭を使ってプレーしなくちゃいけない。きょうはあまりフェアウェイを捉えることができなかったけど、カバーできるアイアンショットが打てた」と、チャンスを量産。

「ここ最近ではパットが一番良かった」と1番から連続バーディを奪うなど、早々にリーダーボードに居座った。

専修大学4年の2021年にプロ転向し、2023年に「日本オープン」で当時自己ベストの3位に入るなど、出場8試合で初シード入りを果たしたが、2年目の昨季、アイアンショットの不振から「苦しい1年を過ごした」。

終盤にどうにか立て直し、賞金55位で陥落の危機をしのいだ経験から、早めのダッシュを決め込んだ今季、さっそく刺激を与えてくれたのが、幼なじみの躍進だ。

国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」で初優勝を飾った石坂友宏(いしざか・ともひろ)も、先週の「前澤杯 MAEZAWA CUP」で勝った米澤蓮(よねざわ・れん)も同学年。

特に石坂は、同じ神奈川出身の縁で、小学時代から知る。

「両親とも密接な関係があり、身内が優勝したみたいに嬉しかった」と喜ぶ一方、「シード選手の同級生で、優勝していなかったのは、石坂と僕だけ。おかげで僕も火が付きました」。

追随したい気持ちで一杯。

「もちろん、勝ちたいと思って簡単にできるとは思っていない。レベルの高い人たちがいっぱいいる中で、自分ももっとレベルアップしていかなければ」と、練習にも身が入る。

今年第66回を迎えた本大会は、「僕が生まれるず~っと前から続いていて。この場に立っているだけでも光栄です」と、26歳の平本にとっても背筋が伸びる一戦だが、「出場するからには上位を目指して頑張りたい」。
大舞台に臆せず挑む。

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