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Novil Cup 2026

強気の“パンチ”でイーグルも。青木尉(ジョー)の挑戦

首位の大内智文(おおうち・ともふみ)を、2打差の3位で追いかける。

青木の「尉」は「じょう」と読む。
漢字は違うが、伝説のボクシング漫画「あしたのジョー」に由来する。

ゴルフ界の「ジョー」が、ACNツアーの開幕戦初日に5アンダーの「67」をマーク。
「パットは苦手」と言いながら、前半の16番パー5で段下から12メートルのイーグルトライを竿にぶつけて決めるなど、強気の“パンチ”で好発進した。
「特に前半は、得意の7番、8番アイアンでチャンスにつけることが出来ました」と果敢な“ミドルパンチ”も活かして好スコアにつなげた。




鹿児島県出身。高校は野球など、特にスポーツで名高い熊本県の秀岳館に進み、3年時の2017年には団体の九州制覇に貢献した。

19年にプロ転向。21年の「日本プロ」でデビューを果たしたが、その後は出場機会に恵まれず、昨年のファイナルQTランク8位で、今季が初の本格参戦。
いよいよリングにのし上がった。

「尉=じょう」は、ボクシング好きのご両親が、昭和の伝説的漫画「あしたのジョー」の主人公・矢吹丈にちなんで命名。ただ、本人にはボクシングの記憶はなく、ご両親の支えでゴルフの道へ。
2014年賞金王で、地元九州のレジェンド、小田孔明(おだ・こうめい)が主宰するオフ合宿に参加するなど、「今年はしっかり成績を残して初シードを」。
あすを夢見て懸命に研鑽を積んできた。

レギュラーツアーはもちろん、このACNツアーの開幕戦に出場するのも初めてで、「緊張もありますけど楽しみも半々」。
初ラウンドという会場のJクラシックゴルフクラブは、特にグリーンが難解だ。
「傾斜がうねって芝目もすごい。読みづらいので早めにグリーンに行って、ラインを読んで」と、攻略にも打ち込む。

「今日は今日でしっかりと切り替えて。明日もいいスコアで回れるように、1打1打集中したい」。
残り2日も着実にジャブを打ち続ける。

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