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ファイナルQT千葉夷隅ゴルフクラブ 2025

パットで開眼!大塚大樹が混戦を抜け出し単独首位スタート

千葉県の千葉夷隅ゴルフクラブを舞台にファイナルクオリファイングトーナメント(以下ファイナルQT)の大会1日目が行われた。

 

好スタートを切ったのは大塚大樹(おおつか・たいき)。6バーディ、ノーボギーの66。この日アプローチをしたのはわずか1回のみというショット力でバーディを積み重ね単独首位に立った。

「今日は本当にショットが良かったですね。ほとんどのホールでパーオンができました。あとは、パッティングがかなりいい感じなんです」とニヤリ。

 

ショットはいいのにパッティングが入らない。そんなシーンをこれまで何度も経験してきた大塚。元々ショット力は高い選手なだけに、パッティングさえ入れば上に行ける自信はあった。

きっかけは先々週のカシオワールドワールドオープンを制した大岩龍一のルーティンを参考にしたこと。大岩が両手でグリップしてからボールにヘッドをセットしているのを見て、それを真似た。大岩とは同じ千葉出身で以前から交流があり、大岩の優勝を祈りながらテレビ観戦しながら、そのルーティンに目が止まった。

 

また、姿勢が巻き肩になっていることも以前から気になっていた点で、胸を開くルーティンを取り入れたことで、肩周りのつまり感が解消されてスムーズにストロークできるようになった。この2つを合わせたことでパッティングが驚くほど良くなったと大塚。

先週のサードQTを徳島県のJクラシックゴルフクラブで受けて23位タイで通過。かなりの強風の中でのプレーだっただけにスコアは伸び悩んだが、パッティングのフィーリング自体は良かったとのこと。

「目標にしていた1位通過を狙いたいです」


そう口に出せるのはショット、パット共にかなり感触がいい証拠だ。

それでも「まだ25パーセントが終わっただけ」と気を緩めていないところは精神的にも落ち着けている。1位通過に向けて、まずは明日の2日目も着実にスコアを積み重ねたい。


 

 

 

 

 

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