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アイフルカップ 2002

「OB杭が、気にならなくなった!」

豪快なショットが持ち味、小林正則が2位タイ

 豪快なショットが、持ち味。
 だが、今季前半戦は、「平均飛距離220ヤード(苦笑)。球がつかまりすぎて、あっちこっち飛んでたからね」
 かなり、フラストレーションがたまっていたが、先月、ドライバーをアップライトなタイプのものに変え、その悩みも、解消。
 加えて先週、アドレスでフェースが開きすぎていたのを、スクエアに構えるよう修正したら、「球のばらつきがなくなって、OB杭が、気にならなくなった」
 飛距離と方向性を取り戻した途端に、2位タイの好スタートだ。
 17番パー5では、323ヤードのロングドライブも披露。
 残り204ヤードの第2打を、6番アイアンでピン1.5メートルにつけて楽々イーグルだ。
 しかし、首位と1打差2位発進にも、「とりあえず、今週は確実に予選通過が目標ですから」と欲がない。
 決勝にさえ進めば、当面の目標だった「賞金1000万円台」はクリアできる。
 「優勝とか、シード権とかよりも、僕みたいな選手の場合は、まずはそこからなんです」
 大胆なプレーとはうらはらに、2日目以降も慎重に、1打1打を積み重ねていくつもりだ。

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