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エリートグリップチャレンジ 2025

3戦連続予選落ちをプラス材料に!学びの男・川上優大が首位タイ発進

5バーディ、ノーボギーの67。後半の9ホールはなかなかチャンスを作れずに我慢のゴルフを強いられたが、首位タイの好スタートを切った川上優大。

ACNツアーは7月の『南秋田カントリークラブみちのくチャレンジトーナメント』以来約2ヶ月ぶり。その間はレギュラーツアーに集中しようと、あえてACNツアーへの出場を抑えていた。

「リランキングもあったのでレギュラーツアーに集中しようと考えていました。ただ、ロピアフジサンケイの前後の試合で予選落ちが続いていて、自分のやっていることが噛み合わず、全体的に見直さなければならないことがたくさんあるなと思っていました」。

 

川上のリランキング順位は8位で後半戦はほぼ出場することができるものの、ゴルフの状態は川上が話すように確かに思わしくなかった。ただ、川上は闇雲に問題点に取り組もうとはしない男だ。

以前、ゴルフノートを毎日つけているという話を聞いたことがあるが、自分が決めたことや課題に対して文字で残すことでインプットすることを重視するなど、分析をして課題を明確にしてから取り組む。

今回の不振に対しても『ANAオープン』、『パナソニックオープン』『バンテリン東海クラシック』の3試合それぞれに違った課題を掲げて、自分が感じているしっくりいかない部分を一つ一つ解消していった。その3つトーナメントで克服したことを今日は繋げることができたと川上。

 

もちろんまだ初日が終わっただけ。本当に克服できたかどうかは3日目が終わったときにわかるもの。ただ、確かな手応えを感じていることは確かだ。明日以降もゴールデンバレーゴルフ倶楽部を相手に自信を深めることができるかどうか注目したい。


 

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