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ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま 2025
高校1年生が堂々の優勝争い!@吉行アムロさんが首位と2打差の4位タイ
首位と1打差の3位タイからスタートしたアマチュアの吉行アムロさんが、この日もスコアを5つ伸ばして通算12アンダーの4位タイで明日の最終日を迎える。
「今日は昨日よりも緊張しまくりでした。でもめちゃくちゃ楽しめました」。
今週が優勝争いをしているからではなく、普段のジュニアの試合でも緊張はするタイプとのこと。ただ、その緊張感が今週はいい方向に働いている。初日に好スタートを切れたことで、スコアを落としたくないと慎重にプレー。その上で訪れたチャンスをきっちり決め切ると言うまるでトッププロのようなゲーム運びができている。
「明日は優勝する可能性はゼロではないと思うので、今日みたいに伸ばせるといいかなと思います」。
緊張感の中でも自分のプレーができたのは同組のプロ達の励ましもあったと振り返る。その一人がハン・リーだ。ハン・リーは2日間通算2オーバーで予選落ちとなったが、息子のように歳の離れたチャレンジャーを最後まで励ました。
そんなハン・リーは今週が日本でのラストゲーム。母国の米国に帰るとのことだ。
韓国生まれの米国籍。2000年にツアープレーヤーに転向して米国の下部ツアーやアジアンツアーを転戦。日本ツアーには2008年から参戦し1年目からシードを獲得している。2012年の『マイナビABCチャンピオンシップ』でツアー初優勝を飾っており、多くのプロ仲間、ファンから「ハンさん、ハンさん」と慕われた。
今年で47歳。ここ最近は怪我の影響で思うようなゴルフができていなかったが、プレーする姿を見られなくなるのは寂しい限りだ。長年、日本ツアーを愛してくれたことに感謝の気持ちを送りたい。














